(13) 芹川の 湯の宿に来て 灯のもとに 秋を覚える 山の夕立 (与謝野鉄幹) (14) 湯の原の 雨山に満ちその雨の 錆の如くに 浮かぶ霧かな (与謝野晶子) |
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※別府の温泉王「油屋熊八」氏と長湯入り 他にも 「湯の原の宿の十二時なほ寝ぬは 歌詠む五人芹川の音」 「湯の原の雨山に満ちその雨の 錆のごとくに浮かぶ霧かな」 などがある。 -------------------------------- 【場 所】 天満橋のたもと、「大丸旅館」の角に ある。 【時 期】 昭和7年8月4日泊 (慶応大教授) 【作 者】 ・与謝野 鉄幹(1873〜1935) (本名 寛) 明治6年2月26日京都生まれ。 明治25年上京、落合直文門下となる。 北原白秋など多くの俊秀を世に送った。 大正8年から昭和7年(1919〜32)まで 慶大教授。 昭和10年没 ・与謝野 晶子(1878〜1942) 明治11年、堺市生まれ。明治・大正・ 昭和を短歌とともに生き、「情熱の歌人」 と呼ばれた。 近代文学史上屈指の女性であるとともに、 与謝野鉄幹の妻であり、11人の子供たち の母でもありました。 昭和17年没 【関連のホームページ】 ・与謝野家の人々 孫の与謝野馨氏のサイト ・阿蘇の文学碑を訪ねて 国府高校(熊本市)のページ ・徳山市と与謝野鉄幹 徳山通運のページ |
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